安倍晋三首相は1日、新型コロナウイルス感染症対策本部の会合で、第2弾の緊急対応策の編成を関係省庁に指示した。2019年度予算の予備費2700億円超を活用して、10日をめどにとりまとめる。
安倍首相は、感染拡大防止などの対策のほか、経済対策について「経済的な影響を受けた事業者や、政府の要請を受けてイベントや営業などを中止した事業者については、それぞれが直面する課題について、その声を直接うかがう仕組みを作り、強力な資金繰り支援をはじめ、地域経済に与える影響に配慮し、しっかりと対策を講じる」と述べた。